お寺・神社・特別公開

お寺・神社・特別公開

中世貴族の別荘のような佇まい ~二尊院

京都でトップクラスの美しい紅葉がまもなくやってくる二尊院(にそんいん)は、百人一首で名高い嵯峨野の小倉山の麓に佇まう静かな寺で、紅葉の名所として知られる嵯峨・嵐山エリアの中でも彩りの見応えはトップクラスだ。二尊院は嵯峨野エリアでは境内が大き...
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女性的な優しいデザイン ~室生寺

まもなく色づき始める室生寺の紅葉室生寺は、とても山深いところにある。歴史を重ねてきた堂宇と季節の植物の距離は近く、両者の色のコントラストが美しい。まもなく始まる紅葉は、そのコントラストが1年でも最も美しい時期でもある。室生寺は、仏教美術の宝...
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立体曼陀羅のそばに素晴らしい書院建築がある ~東寺 観智院

東寺恒例の秋の特別拝観東寺で「2017秋季特別公開」が始まり、塔頭・観智院(かんちいん)に伝わる美しい仏画や南北朝時代に東寺の歴史を記した書跡が公開されている。国宝の観智院・客殿も、屋根の吹き替え修理を終えて春から3年ぶりに公開されており、...
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雅(みやび)な襖絵を天皇と同じ目線で見ることができる ~聖護院 秋の特別公開

聖護院の山門聖護院(しょうごいん)と言えば、京都土産の定番である和菓子の「八つ橋」を連想される方が多いと思うが、元来は聖護院という地名の由来となった寺院のことだ。京都ではそこにある(あった)寺社の名前が地名になっていることは珍しくない。平安...
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天平の仏像空間は、こんなに荘厳だったろう ~興福寺 仮講堂

2017年秋、阿修羅は仮講堂へ、無著・世親像は東博へ興福寺の仮講堂を会場に「阿修羅 天平乾漆(かんしつ)群像展(秋)」が始まった。2017年末までの1年間、興福寺の主な仏像を展示している国宝館が耐震工事で休館していることをふまえた特別展だが...
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ここで仏頭にお会いすると、なぜかほっとする ~興福寺 東金堂

東金堂と五重塔興福寺の仮講堂で荘厳な仏像空間を再現している「阿修羅 天平乾漆(かんしつ)群像展(秋)」と並行して、東金堂(とうこんどう)で「仏頭 特別安置」が行われている。東金堂は、興福寺に3つあった金堂で唯一現存しているお堂で、726年に...
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500年前の住宅と庭園、和風空間の原点にタイムスリップ ~大徳寺 大仙院

コンパクトな空間に静かな美が凝縮されている大仙院大徳寺の塔頭・大仙院(だいせんいん)は、大徳寺本坊の北隣にある。大徳寺の境内には大きい道や広場的空間がなく、小道の両側の木々の緑との距離が近いことから、京都の禅宗寺院の中でも独特の空間美がある...
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年に1日だけ禅宗美術の最高傑作を間近で見られる日 ~大徳寺 曝涼

京都の10月の虫干しと言えば「大徳寺」茶道文化との関係が深く千利休で著名な大徳寺。京都盆地の北に位置するこの寺からは、高層建築がなかった頃まで、洛中(京都中心部)を眺望できた。京都盆地の南に位置する東寺の、江戸時代以前では最も高い五重塔(5...
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800年経っても人々に愛される時代の生き証人 ~阿弥陀寺(山口県防府市)

阿弥陀寺 本堂山口県防府市の海が見える高台にある阿弥陀寺は、東大寺の別院で、重源による東大寺の鎌倉復興に大きな役割を果たした。平家が壇ノ浦で滅んだ2年後の文治3(1187)年、周防国が東大寺の復興資金をねん出する造営両国となり、復興資金を集...
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鎌倉時代の浄土の演出には今でも見惚れる ~浄土寺(兵庫県小野市)

桜 浄土寺 浄土堂浄土寺は、旧播磨国で兵庫県の神戸市と姫路市のほぼ中間の内陸部にある小野市に所在する。今はのどかな田園風景の中にある静かな寺だが、鎌倉時代初期に平重衡による南都焼討で焼失した東大寺の復興資金をねん出する造営料国に播磨国が指定...